昨年末行われた宮崎知事選の最終版の東国原・前知事の脅威の追い上げは凄かった。
ただ、ポイント差は縮めたが、結果は当初から言われたとおりだった。
どんなに僅差で敗れようが、負けは、負けである。
勝負の世界に「惜しい!」はない。
投票率も前回より大幅に上昇した。
確かに東国原氏が立候補した効果は大きいと思うが、
現職の河野知事陣営も勝つために必死だったので、投票率が上昇したのはお互いの切磋琢磨があっての事だと考える。
今回の知事選は現職の信任投票の意味あいよりも、東国原・前知事への信任投票に近かった。
口蹄疫の訴訟のリスクの為に一期で辞めたという言い訳を信用しない県民が多かったのだと思う。
選挙の争点が10年以上前の事で争われた事が残念でならないし、新しい話よりも過去の話がクローズアップされた事が東国原氏の敗退の最大の要因になったのだと思う。
4年後に行われる県知事選は過去に縛られるのではなく、新しい候補者で、未来の宮崎について議論される選挙にしてもらいたい。