参院選は自民党の大勝で終わった。

 

野党第一党の立憲民主党は議席を減らすばかりか、比例票においては野党第一党の座を日本維新の会に明け渡した。

 

従来の政治であれば、その政党が選挙で惨敗したら党首を含めた執行部の責任問題になるが、残念ながら今の立憲民主党にはその声を上げる元気もなくなっている。

 

今後は年末に向けて、立憲民主党には分裂の動きが出てくる。

 

また、自民党内においても左右の対立や改革派と守旧派の対立がいずれ出てくるだろう。

 

政界は10年スパンでみたら、政界再編の過程に入った。

 

政治という権力ゲームの中で、長期政権を目指す岸田総理はどのように立ち振る舞うのか。

 

「黄金の3年間」を手に入れ、既定路線では3年後の「衆参同日」選挙が本命視されるが、

権力をさらに強化する為には年内解散も視野にいれているだろう。