「選挙買収」の記事。 


文藝春秋三月特別号で【自民党「爆弾男」を告発する】という告発記事が掲載されていた。 


広島での河井夫妻の巨大な買収劇は記憶に新しいが、政界ではこれが繰り返される。 


京都でのこの「選挙買収」を「(地方議員の)買収や選挙活動の対価という意図はない」と否定し、「カネは配ったが買収ではない」と開き直る姿勢に疑問を持つ方も多い。 


選挙直前にお金を地方議員等に配る事をどうとらえるのか? 


そのお金は国民の血税である政党交付金から出されている。 


この問題は京都だけの問題なのか?


お金を受け取っていた地方議員は  


「金で動いているという話やね。でもね、この話はね、京都だけじゃないと思う。全国的なことですよ。今の時代、そんなことすべきではないと思っている」


と文藝春秋の取材に答えている。 


同じような事は宮崎でも繰り返されている。 


国会議員が選挙直前に地方議員や現市長にも資金を提供している。 


京都の例が「選挙買収」であるならば、同じ話である。 


政治にお金がかかるのは事実だが、このような人の票をお金で買うような金権政治が続くのであれば、そのような政治は追放しないといけない。 


政治の常識は世間の非常識とよく言われるが、このような告発記事を掲載した文藝春秋の姿勢には脱帽するし、事を知っておきながら今まで動かなかった既存メディアには全国の同様の行為を追及してもらいたい。


記事の最後に「司直のメスが入る日は来るのか。」と記されていたが、民主主義の根幹に関わる問題だけに、スルーしてよいはずがない。