「少子化 コロナで加速」

 

一昨日の日経新聞の一面記事は知ってはいたが、衝撃的な見出しだった。

 

昨年の我が国の出生数は86万人を割り、85万3214人だった。

(外国人を含む) 

 

2019年と比べると4.7%の減少となる。

 

これまで、私はFBでもブログでも指摘し続けているが、この新型コロナを境に急激に少子化が加速している。

 

今年の1〜3月期の出生数は前年同月比で9.2%減で、今年は出生数が初めて80万人を割るとは言われているが、それどころではないと思う。 

 

国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2017年に示したデータでは2021年は86万9000人の出生数を見込んでいた。

 

第一生命経済研究所の試算によると、今年の出生数は76万9000人。

 

四年前の予想よりも、出生数が10万人も少なくなるという厳しい事態だ。

 

私は76万人割れするのではないかと思っている。

 

社人研の予想では75万人台は2039年だったので、18年も前倒しされる事になる。

 

これほどの危機を政治が招きながら、なぜ誰も政治家は責任を取らないのか。

 

今のままでは、日本は没落していく。