先日、コロナ禍で進む人口減少・少子化について触れたが、この新型コロナの影響で日本の出生数は14%減った。

 

そして、2021年の出生数は75万人台に入る可能性が高く、国の予測よりも18年も早くなる事になる。

 

「政治は本当に今のままでいいのだろうか?今、国がやるべき事はしっかりとした少子化対策だろうし、20代・30代の夫婦に先行してベーシックインカムを導入して少子化を止めるべきだ」と記したが、ほんと、日本の政治のスピード感は問題だ。

 

スピード感を失い、目先の事ばかり注視し、既得権にお金をばら撒こうとする政府・与党。そして、とにかく政局になればいいとスキャンダル追及やなんでも反対の姿勢を貫く野党第一党。

 

こんなスピード感のない政治が人口減少をより加速させ、国力を奪っていく。

 

シンガポールは第2子以降の補助額(子育てに使う専用積立口座制度がある)を従来の1.5倍の9000シンガポールドル(約70万円)に増額し、第5子以降は最大1万8000シンガポールドルになる支援を行っている。

 

台湾はベビーシッターの補助を月6000台湾ドル(2万3000円)から、8月に7000台湾ドルに、22年8月に8500台湾ドルに引き上げる。

 

日本も抜本的な子育て世代支援を行わないと、さらに人口減少は深刻になる。

 

政治はスピード感をもって今すぐ、動くべき!