ここへきて、「4月解散」の話題が出てきている。日程的に、4月解散はギリギリだと感じる。

 

最新の共同通信の世論調査では、菅内閣の支持率は発足後最低だった先月の38.8%からプラスに転じ、42.1%へと3.3%上昇した。自民党の政党支持率もプラスになり、野党第一党の立憲民主党は下落した。

 

今後、4月の日米首脳会談等、菅総理にとっての好材料は多く、菅内閣の支持率は底を脱したのかもしれない。

 

河井議員の公職選挙法違反や、吉川元農水相を巡る鶏卵疑惑や、総理の長男の総務省接待問題等、数々の疑惑は噴出したが、菅内閣にとっては大きなダメージには世論調査上ではなっていない。

 

これも、なんでも反対を貫き左派色が強くなった野党第一党の責任だと感じる。

 

国民の大半は自民党に代わる、政権交代可能な改革保守政権の誕生を期待しているが、立憲共産党と揶揄され日米同盟にも反対に転じている野党第一党には誰も期待しないし、政権に疑惑が続出する中、内閣支持率は上昇し、野党第一党の政党支持率は下落するというのは情けない限りだ。

 

ある情報によると、5月25日告示・6月6日投開票を軸に解散総選挙を打ってくるという情報もある。

 

従来だと、都議選の前後3ヶ月は国政選挙をやらないという話もあったが、新型コロナ禍で移動の困難があるので、それは関係なくなったとも言われている。

 

政界は一寸先は闇だが、この後、大規模災害やワクチン接種に問題が起これば解散総選挙は難しいが、ある程度はこの日程を軸に物事は動いていく。