26日から始まる日米共同訓練に参加する米軍の基地外宿泊問題で宮崎県議会、宮崎市議会は臨時議会を開き、基地内での宿泊を求める意見書を全会一致で可決し、防衛省に意見書を提出した。意見書の中には「宿泊施設からの外出を慎むこと」も求めている。

 

マスコミや行政、議会は、兵士の人権等をどのように考えいるのか?

 

彼ら兵士も一人の人間である。任務に従事した後、ひと時の癒しを求めるのは当然である。

新型コロナの蔓延を恐れての反応だと思うが、方やGOTOキャンペーンで東京などの大都会から人を受け入れて、また人々も県外に移動している中で、外国人というだけで「外にでるな!」は差別でしかない。

 

普段は人権を主張する団体や政党も、この事に関しては「外に出るな!」と主張は一点張り。

 

米軍兵士は何も日本に観光に来ているわけではない。また、宮崎にも観光で来ているわけではない。

そんな彼らが、ホテルに宿泊するだけで大々的な抗議をし、マスコミが追いかけまわす。

 

仮に有事が発生した場合に、そんな他国の人のために血を流して戦うのは馬鹿らしいと感じるのでは?

 

もっと、敬意をもって対応できないものか。

 

県民や左派団体や政党がイデオロギーから反対するのは理解できる。

ただ、行政や県のトップである知事や議会が「外にでるな!」と抗議するのは、そこには敬意はない。

 

情けないし、残念だ。