昨日、所用で空港の近くに行くと空港周辺の駐車場はやはり車が少なかった。シルバーウィークやGoToキャンペーンで一時期多かったようにも思えたが、やはりシルバーウィークの効果だったのだろう。飛行機での移動は依然、躊躇されてる方が多くいるのかもしれない。

 

新型コロナ発生してから、航空業界は厳しい状況になっている。くしくも、先日終わったドラマ「半沢直樹」は帝国航空の再建を巡る国と銀行とのバトルだった。これは。日本航空の経営破たんがモデルとされているが、今の日本の航空業界はリーマンショック後のあの時よりも厳しい状況になっている。

 

ANAの20年4~6月期決算は売上高1216億円、営業利益は1590億円の赤字で04年3月期以降で過去最大の赤字に転落した。JALも売上高763億円、利払い前・税引き前損益は1310億円の赤字となった。ANAは国際線86%国内線73%削減、JALは国際線91% 国内線64%の削減となっている。

 

個人的には東西南北、また離島の多い我が国では航空インフラは支えなければならないし、このような災害ともとれる事態では国のある程度の公的な支援も必要なのかもしれない。GoToキャンペーンのような政策では効果が疑問視されるし、一過性しかないのではないのか。