最近、ブログのアクセスが伸び続けている。

 

安倍退陣の可能性を早くから言及したり、ポスト安倍の最有力は河野太郎防衛大臣だと指摘している事が関係しているようだ。

 

文春オンラインでも、ポスト安倍に河野太郎急浮上というニュースが飛び交いそれの関連で情報収集している方々がアクセスしているようだ。

 

安倍総理が退陣し、河野太郎が総理に就任したら、野党は森退陣、小泉旋風のように壊滅的被害を受けるだろう。

 

ただ、河野太郎が総裁選に出れるかは、麻生・菅といった親分達次第。

 

以前、記したブログ記事を載せておきます。

 

「ポスト・安倍は誰なのか?」(6月5日)

https://ameblo.jp/izki-toyama/entry-12602004031.html

 

 

ポスト・安倍は誰なのか?

 

安倍1強と言われた少し前まで、ポスト・安倍は安倍総理そのものだと言われていた。党規約を改正して自民党総裁任期を延期して1強体制を敷いてきたが、新型コロナウィルスが我が国を襲い、その後の政府の不手際もあり安倍1強体制も揺るいできた。個人的には今年中に安倍総理は身を引くだろうと考えるが、ポスト・安倍が誰になるかでその後の政界が大きく左右される。

 

有力候補としては、禅譲を狙っている岸田氏とどちらかというと反安倍的な行動が目立つ石破氏のどちらかだろう。

 

「次の総理大臣にもっともふさわしいと思う政治家は誰か」について11人の政治家の名前をあげたFNNの世論調査では、

 

石破茂   18.2%
安倍晋三  12.2%
小泉進次郎  8.8%
河野太郎   5.0%
枝野幸男   3.5%
菅義偉    3.0%
岸田文雄   1.9%
西村康稔   0.9%
野田聖子   0.9%
加藤勝信   0.5%
茂木敏充   0.4%
この中にはいない 32.4%

 

の順になった。仮に安倍総理が年内に退いた際には自民党内で総裁選挙が行われる。通常の総裁選挙であるのであれば派閥の力学によって岸田氏が最有力になるのであろうが、コロナ対応で支持率が下落した中で来年の任期満了までに行われる解散総選挙の「顔」として考える議員が出てくるので岸田氏は失速するのではなかろうか。また、新型コロナの給付金の対応をみていてもリーダーとしての資質に欠けると感じた国民は多かっただろう。それが、禅譲のような形で派閥の力学で選ばれるとなると選挙の「顔」にはなり得ない。

 

そこで多くの方の見方では、世論調査でも明らかなように石破氏が躍り出てくる。石破氏は国民の人気は高い。ただ、残念ながら永田町では人気が高いとは言えない。安倍総理として、次の総裁に石破氏が就任する事は過去の経緯もあり快く思わないだろうし、なんとしてでも避けたいだろう。

 

岸田対石破なら、石破氏に軍配はあがるだろうが、永田町では事はそう簡単には進まない。

 

永田町は永田町の論理や力学が働く事がある。しかし、同時に世論にも敏感になる。だが、その世論も移ろいやすい。

 

この永田町の力学も働き、同時に国民受けもする候補といったら誰だろう。

 

ポスト・安倍の最有力候補は河野太郎氏だと感じる。

 

河野氏は、安倍総理と良好関係にある麻生派所属であり、またキーマンである菅氏とも良好関係にある。国民受けは良く、永田町の力学も働くのは河野氏しかいないのではないだろうか。

 

政界は一寸先は闇。ただ、この仮説は全ては安倍総理が年内に退陣する事を前提としている。第一次内閣で惨めな辞め方をした人間は、同じ境遇を二度と味わいたくないと心に誓っている。今のまま、コロナ対応に失敗し、長期政権のわりに大した実績も残せず、「アベノミクス」、「アベノマスク」という言葉だけ遺して去り行く人物なのかどうかは私には分からない。