私は常々、安倍総理は8月退陣と述べてきた。

 

若干、時間は遅くなるかもしれないが、安倍政権は任期を一年残しているが死に体ムードになっている。

 

安倍政権での解散総選挙はほぼあり得なくなっている。

 

メディアは現金なもので連日、「ポスト安倍」候補の動きを報道している。

 

わりかし、安倍内閣に好意的な論調や読者が多い読売新聞の最新の世論調査は、

内閣支持率37%、不支持率54%となった。

 

不支持率54%は第二次政権発足以来、過去最高となっている。

 

多くの人はその月毎のデータを見てるのかもしれないが、より深刻な兆候がでている。

 

不支持率が50%を3ケ月連続上回るのは初だし、不支持率が支持率を5ケ月連続上回るのも初だ。

 

これまでは、2017年7,8月と2018年4,5月の2ヶ月連続しかない。

 

この兆候が続く限り支持率回復は容易ではないし、今年1月と比較すると支持率は15ポイントも下がっている。

 

この影響は友党である公明党にまででてきている。

公明党の最新の政党支持率は2%だ。

 

ここ最近は3~5%で安定してきただけに、この数字は衝撃的だ。

単純に前月から半分の支持を失った事になる。

 

公明党支持率が2%になるのは、2018年8月以来になる。

 

安倍内閣の不人気が友党である公明党にまで影響を与え始めた事を考えれば、政権は持たなくなる。

 

私は夏の退陣だと思うが、年内退陣は既定路線に入った。