中曽根元総理がお亡くなりになられた。


評価は様々あるが、長期政権の中で改革の功績があったのは誰もが認めるところだ。


各界から様々な追悼のメッセージが出ているが、共産党の不破哲三氏や社民党の又市征治氏からのコメントは政治的な立ち位置は違うが相手をリスペクトしたコメントだった。


今の政治に目を向けてみると、価値観の違いを認めず、自分と価値観の違う者を平気でレイシストやファシストと罵る政治家も多く出てきている。政治家同士のやり取りならいいが、それが政治家が民間人迄標的にされる時代だ。


中曽根元総理の訃報に対しても、不破氏のような立派なコメントをしている方もいる一方で若い共産党の政治家達は罵詈雑言で死者に対して今しなければいけないコメントなのかと思ってしまう。


この国の迷走はイデオロギーや政策が招くというよりも、世代間の考え方の変化や自らの考えと違うことを受け入れない排他的な思考から来ているのかもしれない。



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191129-00000029-san-l10