河野太郎防衛大臣が自身の政治資金パーティーで「私はよく地元で雨男と言われた。私が防衛相となってから既に台風は三つ」と発言し問題となっている。

 

発言自体はデリカシーがないなと思うが、責任を取らねばならないものとは思わない。

 

個人的には発言そのものよりも、相次ぐ台風や大雨で全国各地が被害にあい、また自衛隊も出動している中で、防衛大臣が呑気にパーティーなんかしてられるなと思う。

 

この国の危機管理は本当に大丈夫かと思ってしまう。

 

映画「シン・ゴジラ」は日本の特に政治中枢の危機管理欠如を憂う内容となっているが、それよりも二枚も三枚も上手の呑気さだ。

 

政治の危機管理のなさが、災害対応にも影響している。

 

昨年は赤坂自民亭。今年はパーティー。

 

これは与党だけにとどまらず、野党も深刻なほどに危機意識がたりない。

 

国民の生命と財産を守るはずの国会が、むしろ居眠りをして災害に気付かないふりをしているようだ。