「台風15号に伴う千葉県内の大規模停電が長期化する中、首相官邸の初動対応に批判が出始めている。」
と今朝の時事通信は伝えている。
SNSやブログ等でも記してきたが、政府が内閣改造に力点を置き過ぎて台風15号対応に疎かだった事は否めない。
西日本豪雨の際に自民党が行った宴会「赤坂自民亭」でも露呈したが、政権与党である自民党の幹部を含めてこの国の危機管理対応能力は低いと言わざる得ない。
また、一方で野党も同じ。
台風15号被災対応で大変な状況にあるにもかかわらず、野党第一党は軽井沢で研修会を開催したり、外遊したり、休暇で海外旅行に行ったり。
優先順位のつけ方がこの国の国会議員の方々は分かってないような気がする。
国民である千葉県民が苦しい状況に置かれている最中に、国民の生命と財産を守る事が使命の方々の行動が、どこか他人事すぎるような感じがする。
台風15号での被災は自然災害である天災だが、ここまで長期化している事は人災でしかない。
以前、ブログで「大集経」と「天譴説(てんけん説)」を紹介した。
「大集経」では、
釈迦が仏菩薩を集めて大乗の法を説いたといわれる大集経では、仏法による教えが世の中から消えると、髪を伸ばす人や爪を長くする人が現れ流行し、次に国の法律が失われ、命令が届かなくなり、世の中の正論が届かなくなるとの事。
悪い指導者が正論を壊す事によって、それらは生じ、結果、自然災害が発生し、人々も命を落とすと。
なんか、今を暗示してるような気もします・・。
と記した。
「天譴説(てんけん説)」では、
天譴説(てんけん説)という言葉がある。以前も記したが、昔の人々は災害を天譴説でとらえていた。
君主の徳の有無が陰陽の状態を変化させ、君主の不徳が天からの災害をもたらす。
今の政治はどうだろう?
「徳」のある政治はされてるのか?
自然災害が多い時期だからこそ、この天譴説を肝に銘じて政治にあたっていただきたいと思います。
と記した。
政治、政治家はしっかりと徳をつみ、他人事ではなく国民に寄りそう政治を行ってまらいたい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000013-jij-pol