「U18 侍ジャパンの日の丸騒動」

U18の野球の世界大会が韓国の釜山で開催されている。

日本代表に160キロを投げる佐々木投手やプロ注目の奥川投手らが選抜された。

大変、注文される試合だけに期待もされるが、試合以外のところで注文されたのが残念だ。

高野連は悪化の一途をたどる日韓関係に配慮して、代表の移動着のポロシャツから日の丸を外した。

「相手を刺激するのは得策ではない」との判断だが、果たし正しいのか？

国の代表として派遣されるわけであり、日本代表として彼らは戦うのだ。

日の丸を外す事自体も何の解決策にもならない。

安全対策であるとするなら、日の丸を外すのではなく私服移動を認めればよかっただけ。

目的は国の代表として、世界で戦う事。

大人達の過剰な反応で学生代表に試合とは関係ないところで世間からの注目を集めている事が残念だし、スポーツと政治を混同しているのは、過剰な反応をする大人の方だ。

教育に関わる高野連は、本来であれば大会前の選手のモチベーションを上げる事を努めなければいけないのに、逆の事をやっている。反省してもらいたい。

雑音に晒されてモチベーションにも影響を与えるだろうが、U18の代表選手には逆境を乗り越えて力の限り戦ってもらいたい。