参院選は自民党の圧勝で終わりそうだ。
前回の6年前が自民党の大勝ちなので、議席は減らすが、普通の選挙だったら圧勝といっても過言ではない。この圧勝の理由は様々あるのであろうが、一つは選挙とは別に示される民意を野党が理解していないのかもしれないし、前回の衆院選で示された民意すら無視して動く野党が受け皿になり得ないゆえの当然の結果なのかもしれない。
民意を読み誤った野党は、今後ても同じ道を進むのか、それともしっかりとした民意を受け止めて進むのか。
私は参院選後は野党にとって正念場だと思う。特に、自民党は三分の二は維持できないので、憲法改正を軸として改憲派と護憲派に分かれる政治が行われると思う。既に、前回の衆院選ではそれが示されたわけだが、野党側の一方的な事情で民意は無視され続けた。
選挙は各種データが収集できる場でもある。
全国的に同じ状況が続いているが、宮崎選挙区でも興味深いデータが出ている。いわゆる野党統一候補に国民民主党や共産党の票が集約できていない。それらは自民党候補や幸福実現党の候補に流れている。
これが何を意味するのか?
参院選前に行われた大阪の堺市長選挙でも同じような傾向が出ており、国民民主党の支持層は大多数を維新の会の候補に投じている。
これも何を意味するのか?
民意をしっかりと分析し、受け止めてもらいたい。