安倍総理がイランを訪問し、緊張が高まるアメリカとイランとの仲介に入ろうと会談をしている中、ホルムズ海峡沖で日本に関連するタンカーが魚雷攻撃を受けた。

 

アメリカは「イランは(攻撃を)実行できる武器や専門知識、諜報機関による情報を有している」とイランの関与を指摘し、イランによる犯行だと国連安保理の理事国に伝達した。

 

対するイランは「アメリカの(仕掛ける)経済戦争、イラン国民に対するテロ行為、地域における大きな軍事的存在感が、ペルシャ湾地域の不安定な主な理由だ」と「イラン嫌いのキャンペーンの一つだ。」と関与を否定した。

 

ベトナム戦争の引き金となったトンキン湾事件はベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍がアメリカの駆逐艦に魚雷攻撃をしかけて、その後に本格的にベトナム戦争が始まったと言われるが、アメリカが仕組んだものだとも言われている。

 

今回の事件の真実は何なのか?

 

無闇に緊張感が高まる行為は誰も望まない。