自分が幸せでありたいと願ったり、悩みが解決されたいと願うのは世の常。
それが、宗教だったり、お参りだったりする。
中には、人の心の隙間を狙って霊感商法的な事をする者もいる。
この世の中には、「拝み屋」的な人はどれくらいいるのだろう?
それを信じる、信じないは個々人の自由だと思うが、意外と政治の世界にその「拝み屋」的な話を信じる人が多いのも気になる。
中には、「拝み屋」を信じて、家の間取り等を決めた政治家もいる。売りつけられた宝石を身に着けている人もいる。
信じる、信じないは自由だが、リーダー達がその「拝み屋」を信じて、政策等に影響を与える事はあってはならない。
日本を揺るがした「拝み屋」といったら、道鏡だろうか?
700年代に登場した僧侶・道鏡は孝謙上皇の看病をした事により寵愛を受けるようになり、しまいには天皇の地位を狙うまでになった。道鏡の場合は宇佐神宮より道鏡を天皇につかせよというご神託が、嘘だった事がばれた為に阻止はできたが、昔から「神」を利用して政治に影響を与えようとする人はいる。
科学が発達した社会でも、なお超越した霊的なパワーを信じ、それをもとに人事や物事を決めようとする一般人ではなく、政治家がいるのは、どうなのか?
政治家が信じる「拝み屋」で人々の生活が左右されるような事があってはいけない。