「堺屋太一氏の政治分析」

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作家で元経済企画庁長官の堺屋太一氏がお亡くなりになられた。堺屋氏の考え方が大好きな私としては尊敬する人であり、生前にお話をさせていただいた時も頭脳明晰な方だとの印象がありました。

 

堺屋氏は政治の対立軸について、冷戦構造を反映した戦後の政治は「右」と「左」というはっきりとした対立軸があったと指摘しております。冷戦崩壊後、「右」と「左」という対立軸は消え、「X軸」と「Y軸」に変化したと。「X軸」は供給者目線か、消費者目線か。「Y軸」は現体制維持か、体制の根本改革か。この「X」、「Y」には色々な考え方があると思うが、「X軸」は経済団体優先か、国民優先か。「Y軸」は官僚中心主義の中央集権体制か、地方分権か、といったところだろうか。私なりに理解すると、「X軸」、「Y軸」は「古い政治」か、「新しい政治」かの対立のようにも感じる。

 

くしくも昨今の政治は財務省の公文書改竄問題や厚生労働者による不正統計の問題など、制度疲労を迎えようとしている官僚中心主義の悪いところがでてきている。また、政治も55年体制と見間違えるような「なんでも反対」路線も誕生しかっかっている。

 

今の政治の情勢をみて、どのように思われるだろうか?

 

ただ、氏が指摘するような「X」、「Y」を軸とした政治の動きがでてきているのも現状であり、「平成」という時を経て様々な事が動きだすのかもしれない。