アメリカの選挙の開票が始まった。

 

アメリカでは大統領4年の任期の間にその中間にあたる2年に一回、上院・下院の選挙が行われる為に「中間選挙」と言われる。

 

日本の上院にあたる参議院は任期6年で3年に一度半数を改選するが、アメリカの上院は任期6年だが、その3分の1ずつを2年に一回改選を行う。

 

また、日本の下院にあたる衆議院は任期4年で任期中に解散の可能性もあるが、アメリカの下院は任期2年になっている。

 

大統領制を導入しているアメリカと、議会制民主主義を採用している日本では単純に比較は出来ないが、時の権力者に都合のよいタイミングで選挙ができる日本の選挙制度が逆に有権者に政治不信を募らせる一因になってるのかもしれない。

 

今回の中間選挙はかつてない程に盛り上がっているそうだ。トランプ大統領の強烈なキャラクターもあり、その姿勢に賛否が分かれている中、健全な民主主義が機能するアメリカだからこそ関心が高まっているのだろう。

 

以前から、アメリカの選挙は盛り上がり方は凄まじく地味な日本の選挙とは全く違う。まるで、ミュージシャンのライブのような感じだ。

 

こんな感覚だから、アメリカでは日本よりも政治が身近なのかもしれない。

 

アメリカと日本の選挙の盛り上がりの相違は、民族性の問題なのか?それとも、資金的な面なのか?PR力の問題なのか?

 

現に今回の中間選挙では選挙キャンペーンに民主党が25億ドル、共和党が22億ドルをかけ、第三のリバタリアンも加えると総額で52億ドル、日本円に換算して5900億円もかかってるようだ。

 

スケールも違うし、これだけ潤沢な資金を選挙キャンペーンに投入できれば、PR力で盛り上げる事も可能だ。

 

中間選挙の行方はどうなる?

https://news.yahoo.co.jp/story/1119