中国の軍事的脅威を語る上で、中国の空母保有を憂う方が多いが、空母はそれそのものだけでは単なる海上空港の役目にしかならないので恐れるに足りない。ただ、空母機動艦隊(空母打撃群)を備えると、その脅威は一気にます。

 

報道では、中国が2隻の新型ミサイル駆逐艦「055型」を建造し、進水したと発表した。中国軍が目指す空母打撃群の編成が一歩、一歩近づいている。

 

あとは彼らの対潜哨戒能力と潜水艦の能力がどれだけ向上しているかだ。

 

日本の対潜哨戒能力と潜水艦の能力は世界でもトップクラスだが、これを上回るか同レベルの能力を彼らが備えた時には東アジアの軍事バランスは一気に崩壊する。

 

安全保障を語る上では、本当の脅威を的確に認識し、恐れる必要のないものは恐れずに備え、恐れる必要のあるものには的確な対処が必要だ。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000084-jij-cn