以前から面白ろそうだなと思っていた「アルキメデスの大戦」という漫画を購入して読んでます。
舞台は太平洋戦争前、新型戦艦建造を巡って日本海軍内の「大艦巨砲主義派」、「航空主兵主義派」の争いを描いてます。
まだ読み進めてるところですが、歴史は「大艦巨砲主義派」が勝利し戦艦大和が建造されました。
派閥争いも加わり、当時の情勢も読みきれず、無駄なお金が消えたのかもしれません。
この事は戦争に限らず、現代の社会、政治・行政にも通じるのかもしれません。作者の三田紀房氏は東京オリンピックの国立競技場建設のニュースを見て長年温めていた構想を思い出し連載に至ったようです。
政治や行政は時に自らの想いや正義を振りかざし、国民や国家の事をかえりみず政策決定や物事を実行しようとしますが、時代に沿わないものや、国民を無視する愚策や血税の浪費は改めてもらいたいものです。