中学生プロ棋士・藤井聡太四段の活躍でメディアでは藤井四段を筆頭に将棋が注目を集めています。また、将棋を舞台にした映画やアニメ、漫画もここ最近は多いようで、その影響か、再び将棋ブームが到来して将棋人口は増えているようですし、私の地元の宮崎でも子ども教室の人数が増えているようです。第二、第三の藤井聡太が今後出現するんでしょうね。

 

羨ましいです。

 

羨ましというのは、私の小3になる息子と年長さんになる娘は囲碁をしているのですが、大会などみても人口減を感じます。

 

ある囲碁の関係者とお話をしていると「斜陽産業ですからね」と以前言われておりましたが、この話を聞いた時点では将棋も含まれていたでしょうから、藤井四段の活躍でブームになりそうな将棋とはまた差をつけられるような感じもしますね。

 

そんな以後も、人気漫画・アニメの「ヒカルの碁」が連載・放映されてた時は囲碁ブームではあったようです。

 

個人的に感じるのは、将棋は身近で、囲碁はルールも含めて難解なので近寄りがたいものがあるのかもしれません。私にしても小学校の時は学校の将棋クラブに入ってましたが、囲碁はその環境もなければ大人になった今でも難解すぎると感じて、息子・娘を習わせてはいても自分ではやろうとはなかなか思いません。

 

ただ、将棋も囲碁もやらない立場でイベントとしてみれば、国内中心の将棋よりも海外でも戦える囲碁の方が面白いようにも感じます。実際、囲碁は世界タイトル戦もありますが、斜陽等が理由なのか日本は中国やアジアに囲碁の世界では追い抜かれ後塵を拝しているのが現状です。この現状を解決するには国内タイトル戦の調整や、囲碁人口の拡大が必須なのかもしれません。

 

囲碁の世界でも中学生でプロになり、一時は七冠も手にした井山裕太さんという国内最強棋士もいますが、囲碁のルールが難解なせいか、もっと世間的に注目を集めていいはずなのに、将棋の羽生三冠や藤井四段程、世間一般に注目されているとは言えない状況です。

 

どうしたら、囲碁は注目されるのかな?