稲田防衛大臣は更迭される前に自身で身を引くべきではないのか。

 

南スーダンPKOの日報を巡る問題で陸上自衛隊側が「事前に稲田大臣に日報の存在を報告し、公表しない方針も了承されていた」と主張されており、これに対して稲田大臣は否定をしているが、自衛隊を総督する立場の防衛大臣が「責任は自分にはない。自衛隊の方に問題があるんだ。」と言わんばかりの態度に終始する姿は、政治家主導の政治と大きく離れているようにも感じる。

 

政治家主導の政治とは、政治家が方針を決めて役所や現場に思いっきりやらせて。そこで何か問題が生じれば潔く政治家が責任をとる事ではなかろうか。

 

稲田防衛大臣を見ていると、防衛や自衛隊に興味がないのか、また彼らの報告も適当に対応していたのか。全く適材適所とはいえない人事だったのかもしれない。

 

仮に、稲田防衛大臣の主張している事が事実だったとしても、力を持つ自衛隊という組織をコントロールできなくなっているという事は文民統制の面から見ても防衛大臣としては万死に値すのではないだろうか。

 

安倍総理は内閣改造までこのまま稲田防衛大臣のまま乗り切りたいと思っているのだろうが、日本を取り巻く安全保障やまた隊員達の指揮にも影響しかねないだけに速やかに新しい防衛大臣を決めてその任にあたらせるべきだ。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170721-00000891-fnn-pol