欧州で各地で国会議員の選挙が相次いでいる。

 

イギリスではメイ首相率いる保守党が圧勝すると言われていたのに議席減で過半数割れを起こし、どの政党も過半数を超えない「ハング・パーラメント」状態になっている。

 

そして、フランスでは少し前に誕生したマクロン大統領率いる新党「共和国前進」が議会の7割を超える議席を獲得し、フランスの二大政党の共和党も社会党もその後塵を拝する事になった。

 

イギリスにしろ、フランスにしろ、伝統的な二大政党がある民主主義の元祖とも言えるような国々で少し前ではあり得ないような事が起こっております。

 

イギリスではEU離脱の国民投票の大どんでん返しが、そして、フランスでは若きスター・マクロン大統領を誕生させて大統領選挙がきっかけだったのかもしれない。

 

この二つの選挙事象をみても、これから世界は大きく変わっていくのではないかと感じます。

 

日本でも、その地殻変動は少しずつ起こっているのかもしれません。細川連立政権の誕生、民主党による政権交代はこれから始まる事の序章だったのかもしれません。大阪維新の会が大阪で首長・議会を含めて多数を握ったり、東京では小池知事が誕生し、迫る東京都議会議員選挙でも多数を得るのではないかと言われております。ひょっとしたら、これらは第一章に入っているのかもしれません。そして、憲法改正の国民投票が結果を問わず日本の政治を大きく動かす事になるんかもしれない。

 

フランスの「共和国前進」は二大政党制の中では、いわゆる「第三極」と言われる政党ですが、その「第三極」が一気に政権を獲るとい姿は、我々、日本維新の会も理解して目指さなければならない姿です。

 

来年は明治維新から150年。世界の激動や、我が国の人口減等、従来の考え方では対応できない世の中で、やはり多くの国民の皆さんに納得していただける改革案を示しながら、日本の政治を変え、日本を我々が動かしていかねばなりません!

 

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3076537.html