先日の日本維新の会の臨時党大会でも松井代表が言及されたが、自民党で地方議員の「議員年金」復活が検討され始めている。

何をかいわんや、とは正にこの様な事である。

そもそも、なぜ議員年金は廃止されたのか?

国会議員年金の場合はあまりにも優遇された制度だったので2006年に廃止されました。

地方議員年金は運用の行き詰まりから2011年に廃止されました。

大半の地方自治体で財政が苦しい中、また国も財政が苦しく、無駄の削減こそが求められている中、その流れに逆行しようとしているのは、いかにも前近代的で旧態依然とした政治といえよう。

建前は、議員のなり手がいないとか…。

本来、議員は生活の糧の職業ではないので、その方の老後の保障など市民や国民、行政が支える必要はない。

なり手のいない議会があるならば、よっぽど魅力のない議会なのだろうし、それなら議員数を削減する事の方がよっぽどましだろうし、その様な議会は元々、チェック機関としても機能してないだろうし、議員提案の条例なども出していないだろう。

自分達の年金創設を求める議論や、陳情をする事自体が税金の無駄遣いだと彼らは気がついていないのではないのか。