元プロ野球選手の清原和博容疑者の覚せい剤使用に関して連日報道が続いております。

その一連の報道の中で、やはり覚せい剤使用で以前逮捕された元メジャーリーガーの野村貴仁氏が清原容疑者に以前覚せい剤を渡していたと本人のインタビューを交えて放送されておりました。

その中で感じたのは、野村氏の変貌です。オリックス、巨人で活躍し、メジャーでまで行った方が元プロ野球選手とは思えないような暮らしぶり、風貌に変わっておりました。

すべてが覚せい剤のせいではないでしょうが、人生の転落に覚せい剤が大きくかかわっていたのではないでしょうか。

覚せい剤を使用する人の中には、自分の弱さや、気分を覚せい剤で紛らわしたかったのかもしれませんが、もし使用すればどんな風に人生が転落していくのかをまざまざと見せつけられる映像でありました。

一度、覚せい剤を使用したら身体の欲求からなかなか止めれない、なんとなく頭でわかっていても欲求を抑えきれないのかもしれません。そのような意味では、覚せい剤の乱用を抑えるためには初めて使用する前にその怖さと、その後の人生の転落を徹底的に教えていかねばならないのではないでしょうか。

そのような意味では、野村貴仁氏の映像はどんな資料よりも説得力があるものだと感じます。