「グルテンフリー」生活も四日目に突入しました。

「グルテンフリー」とは、なんぞや??と思われるかもしれませんが、簡単に説明すると「小麦粉」を抜く生活をするという事です。

今年の自分のテーマとして、「無」や「空」という境地に一歩でも近づきたいという思いがあります。特に、「直感力」を磨きたいという思いがあります。もともと、自分は直感を大事にしてきました。しかし、自分でも気づかないうちに直感がどんどん鈍ってきました。

直感を磨くために、先ずメンタル面からの改善を試みました。ウォーキングによる「歩く瞑想」に近い状態を作ったり、座禅に近いような瞑想をしたり、体のメンテを行ったり。

「無」、「空」、「直感」とは自分の中ではいかに邪念に邪魔されない環境をつくり導きだすのか、この半年色々とトライしました。それらが、効果があったかといえば、効果はあったのだと思います。しかし、もう一歩進みたいと思った時に テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチの「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本に偶然出会いました。それまで、「食事制限」というと単に痩せる為だけのダイエットの手法としか考えておらず、あまりやりたいと思った事はありませんでした。ものは試しにと購入して読んでみると、グルテンフリーを導入してからジョコビッチが以前と比べものにならない変化が訪れた事が本人の体験談として語られてました。

先ほど、自分は直感を大事にしてきたけど、どんどん気づかないうちに鈍ってきたと述べましたが、振り返れば、もともとは一日一食でもよかった程の小食でした。それが、政治活動に本格的に参入してから食事に偏りがでたり、不規則になったり、また一気に大食いになったりしました。そして、自分でも気づかないうちに体に様々な変化が出ていたのかもしれません。

以前、ある尊敬する少し年上の同期の政治家に「いい仕事をするには、心身ともに健全でなければいけない。」と言われた事があります。体や脳をリフレッシュさせていい状態にしなければ、いい仕事は出来ないよという事でありました。当時は、まだ自分は若かったのでなんとなく言いたい事は理解できましたが、それを実行しようとも思いませんでした。しかし、今はその意味が深く深く理解できます。「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉がありますが、まさにその通りなのではないかと今は実感してます。

ジョコビッチの場合、グルテンフリーだけが、良い結果を獲れる理由だとは思いませんが、食の改善は思考のプロセスに大きな影響を与えたのではないでしょうか。
「直感力」を磨き、「無」や「空」に近づく為には先ずは自分の身体をつくる「食」の見直しからやらなければならないと気づかされました。

そして、四日目ですが目覚めがよくなったや、頭が普段の食生活の時よりも冴えるという微妙な変化が訪れました。これが、偶然なのか、他のトライしている事の効果なのか、グルテンフリーの成果なのかは分かりませんが、明らかに身体やマインドに何らかしらの変化が訪れているのは確かです。

しばらくは、この「グルテンフリー」等々を取り入れていけたらと思います。