昨日、衆院平和安全法制特別委員会において安全保障関連法案の強行採決が行われた。

安全保障を取り巻く世界の環境が以前に比べると急激に変化しいる現在、時代に対応できる法整備を進めていく事はやらなければなりません。しかし、そこには一定のルールがあり、自国の憲法の範囲内でやらなければいけません。

この安全保障法案に関しては、大多数の憲法学者が「違憲である」と指摘し、歴代の内閣法制局長官も「違憲」と指摘しているわけであります。そして、なによりも約8割の国民がこの法案をよく理解できていないと述べ、半数以上が反対を示しているわけであります。

そのような中、本来 政治や立法府が行わなければならない事は国民に理解してもらえる為に徹底した議論を行い、「違憲」と指摘されている部分をいかに修正していく事ではないでしょうか。

我々、維新の党は 他の野党が審議拒否をする中、真摯に議論を通じて考えを示し、また憲法違反の政府案に対しての対案を提出しました。

にもかかわらず、政府は「審議時間」が116時間を超えたと「時間」経過を理由に、数の力を背景に採決を押し切りました。

これは、民主主義の冒涜でしかありませんし、国民を愚弄しております。

与党の中には「時間が経てば国民は忘れる」と言った方もいらしゃるようですが、このような政治は続くわけがありません。

我々、維新の党は国民目線で政治を動かし、変えてまいります。