日本政府と沖縄の関係がこのままで良いと思ってる人はほとんどいないのではないだろうか。

昨年の沖縄知事選以降、沖縄と日本政府の関係が辺野古移設を巡ってぎくしゃくしている。

沖縄知事が上京しても、安倍首相どころか主要な閣僚にも会えないでいる。
また、辺野古移設作業を巡って日本政府と沖縄の対立が深刻化している。

本来は、防衛の問題は一自治体の意向で左右されるべき問題ではないと思う。

しかしながら、この辺野古移設に関しては歴史的な背景や、民主党政権時の移設問題に関する迷走、そして、直近の名護市長選挙、沖縄知事選挙、衆院選挙で示された民意などを考慮すれば、防衛の問題といえども国が力づくで推し進めていい問題ではない。

さらにいえば、この問題を日本政府がこのようなやり方で推し進めるのであれば、それは取り返しのつかない事態を将来招く事になるのではないかと危惧してます。

10年、20年で動くとは思いませんが、50年後先には「沖縄独立」が現実の問題として私たち日本人に突き付けられるかもしれない。

友好的なカタチで物事が進むならよいが、今のままでは、その逆で進むのではないだろうか。

それで、誰が得をするのか?

今一度、日本政府も沖縄も冷静になるべきではないだろうか。

今、事は感情的に推移しているように感じる。

一度、辺野古移設に関しては白紙に戻し、そこから日本政府、沖縄とで導きだされた結論にお互い従うべきだと思う。