今回のフィリピン訪問の目的は主に二つありました。一つは、子どもたちの支援。そして、もう一つはフードビジネスをはじめとする日本、宮崎、フィリピンとの関係構築であります。


フィリピンの街を走ってて感じるのは、昼夜どこに行っても人が多いという事です。日本は人口減少社会に入りますが、フィリピンは2020年には人口が1億人を突破すると言われており人口が増加しております。そして経済においても波はありますが、毎年47%で経済成長もしており人口増加をバックに経済成長もしている状況であります。とにかく、私がイメージしていた以上にフィリピンは活力みなぎるパワーのある国でした。


やはり、マーケットを形成するには人口をどのように増やすかを考えないといけないのではないでしょうか。特に少子高齢化を迎える日本の社会で、とりわけ地方都市の人口減少は著しいものがあります。さらにいえば、この少子化対策になんら手を打とうとしない政府と国民は、日本を今後どのように導こうとしているのか疑問に感じます。




私は今でも民主党政権交代時の09マニフェストの「こども手当」の理念は間違っているとは思いません。しかし、国民の判断で独自の少子化対策を断念した以上は、日本は移民受け入れなどによって人口を維持する政策を取らなければならないと思っております。




とにもかくにも、日本が今後も経済成長を遂げるには人口が必要である事、そして成長するアジアのパワーを取り込まなくてはなりません。




今回はエストラーダ前大統領(現マニラ市長)のご子息のジョジョさんご家族、ロナルド大統領補佐官、ビセンテ・ソト上院議員やパラニア市の幹部の方とお会いする機会をいただき、よい人脈を築くことが出来ました。そして、フードビジネスなど日本・フィリピン間で促進する事の出来る話をさせていただきました。どこの国でもそうでありますが、何をするにせよ、いかに人脈をつくるかであります。この貴重な人脈で、日本や宮崎とフィリピンとのかけ橋になれればと思っております。


また、このブログでフィリピンでどんな事を思い、それらの関係者とどんな話をしてきたのかを触れたいと思います。