参院選挙が終わりました。結果は自民党の圧勝。

選挙の始まる前から予想されていた結果でしたので、別に驚きはありません。


そして、自分の予想どおり「投票率が下がり。共産党が伸びる。」結果にもなりました。この数字はまだ分析が必要ですが、自民党に対する不満、野党に対する失望感が影響しているのかもしれません。


野党再編による自民党に対抗できる政党を築かなければなりません。ただ、それは簡単にいくものでもないと思います。


これから年末、来年にかけては、新進党が解党し、小党が乱立し、そして、民主党が出来た時のような過程を政界は経ていくのではないでしょうか。


問題は、この野党再編がどのくらいのスパンで出来るかであります。


世間のムードは、「しばらくは選挙がない。3年後の衆参同時だろう。」というような雰囲気が漂ってますが、果たしてそのような感じになるのでしょうか?


選挙まで時間を確保したいというのは、希望的観測であり、衆院の場合は政府・与党の都合で勝てる可能性がある時に勝つという事で、常に常在戦場です。(勝てないのに選挙を選択したのは野田総理ぐらいではないでしょうか・・・)


今後、当面の政治課題として突きつけられるのは、来年4月の消費税増税であります。アベノミクス生みの親の浜田内閣参与は来年の増税を景気に与える負の影響が強いとして否定的でありますが、麻生財務大臣は「上げる」と言っております。


上げれば景気は悪化し、延期すれば国債が暴落する。どっちに進もうが地獄になる可能性があるわけであります。


私は安倍総理は最終的には増税を決断すると見ております。そして、再来年の8から10%への増税もやるでしょうから、8%へ上げて、10%へ上げるまでの間で、景気の減退を肌で感じない時期に解散総選挙を打ってくる可能性があるのではないかとみております。


その際の条件は、内閣支持率が悪くないというのが絶対条件になるわけでありますが。


野党側が「3年は選挙がないんだから、政界再編もボチボチに」という感じで挑めば、また同じ結果を繰り返すのではないでしょうか。


政界再編がどのように進むかはわかりませんが、国民の期待に応えられる政党を作り上げなければなりません。