風邪が治りません。咳が止まらずです。子ども達にもうつしたのか、みんな咳こんでます。今日は午前中は二区をまわり、午後から一区を訪問しました。明日は三区を訪問します。

報道によりますと、野田総理が次の民主党マニフェストにTPP交渉参加を明記するとの事。
宮崎の国会議員はこれまで与野党を超えてTPPに明確に反対してきました。報道が事実なら、この民主党の方針が宮崎県内の政界どの様な影響を与えるのか。

農業だけの問題ではなく、このTPPは全くこの国の国益にならないというのが私の以前からの考えです。与野党を超えて、様々な場でTPPに関して論じてきてきましたが、皆さん同じ考えだったと私は思います。

その様な意味では、もしマニフェストに明記されるような事があったり、野田総理が参加表明をされた時に、宮崎の民主党の議員がどの様な対応を取るのか?「民主党は賛成だが、自分は反対だ。」という詭弁が通じないのは言うまでもありません。

私は民主党を離党する時に様々な思いがありました。TPP、原発、消費税を推進しようとする政策上の違いが離党を決断させました。やらなければならない事は多々あるにもかかわらず、原発事故でエネルギー政策の大転換を図らなければならないといけないのに、しがらみで曖昧な対応を取る政府、景気動向は度外視して、橋本行革と同じ様な失敗を繰り返し可能性のある政策をとろうとしている姿、そして再選したオバマ大統領からの更なるプレッシャーで国益を度外視して参加せざる得ない状況に追い込まれたTPP。

一体、この国の政府は誰を見て政治を行ってるのでしょうか?

我々が実現した政権交代は、もっと違う事を目指していたはずです。

この国の国益を最大限に考える政治を実現しなければなりません。