人には色々な趣味があると思いますが、私は音楽を聴いたり、本を読んだり、漫画を見たり、映画を観たりするのが趣味です。どれも、全く自分のいる世界とは違う世界を体感できるので、気分解消になります。


今は、橋下徹氏と堺屋太一氏の「体制維新 大阪都」を読んでおります。


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橋下徹大阪市長を巡っては様々な評価があるのかもしれませんが、行動力があり、有言実行の政治家である事は誰もが認めるのではないでしょうか。


その橋下氏のブレーンである、堺屋太一氏との対談は色々な意味で参考になります。


堺屋氏が、この本の中で指摘するように、我々、民主党政権が大勝したのは、大胆な政策転換を掲げ、日本の経済の衰退を食い止め、また閉塞感を打破してくれると国民が期待してくれたからだと思います。


ただ、多くの国民は誕生した民主党政権が、今までの自民党政権と何が違うのか、肌で感じる事が出来ず、既存政党に対する不信感につながってきてるのかもしれません。


本来、我々がやらねばならないのは、予算の枠組みを変え、そして体制を変えなければならなかったにも関わらず、それを自ら放棄してしまった。そこが、我々、民主党政権のつまずきの始まりかもしれません。


本来、我々が主張していた事を、大阪維新の会も掲げているいるように感じます。民主党に身を置き、「民主党が民主党でなくなった。」と感じる事が多いのですが、やはり、我々は原点に戻らなければなりません。


本を読む中で気づかされるのが、全てではありませんが、橋下氏と小沢先生の考えは近いところがあるということです。個々の政策テーマは考え方が違うところも多いと思いますが、「体制を変えなければこの国は良くならない」という思いは、どの政党や誰よりも共通しているのではないでしょうか。


政治家になって思うのは、この国の地方に対する縛りというものがすごく強く感じる事です。


今日も陳情要請対応本部で、ある街と企業が計画しているメガソーラーに関する陳情を受けましたが、色々な規制が手間を取らせています。これ以外にも色々なものが分かりにくい仕組みにもなっております。


そのようなものを含めて、政治の力で変えていかねばなりません。