先日、本屋に行きますと、石川知裕議員の「雑巾がけ 小沢一郎という試練」という本を見つけて購入しました。


いつきブログ 外山イツキ(外山斎)公式ブログ|参議院議員|宮崎県選出

書生・秘書時代の事を書かれて、とても面白い本でした。

あっという間に読み終えました。


私も政治の世界に入ったのは、自民党代議士の事務所でのインターンを経験し、その後、各種選挙に選対スタッフとして入り、秘書、初出馬で落選、浪人を経験し、そして現在に至ります。


今でも思うのは、あの下積み経験は何事にも代え難いものでありました。あの経験があるから、あの時、色々な方と知り合えて、現在があるのだと思います。


初出馬以来、辻立ちを続けており、今でも週一回、早朝の辻立ちを行ってますが、通算したらどれだけの回数になるのでしょう。一番、苦しい時代は浪人時代でした。あの時は毎朝、早朝の辻立ちを行い、今でもあの頃を見ていてくださった方から「奥さんと二人で、朝立ってたよね。」と言われます。毎朝、妻も一緒に手伝ってくれました。妻は今でも「(朝の街頭を)一緒に手伝うよ」と言ってくれますが、乳飲み子がいるので子育てを第一優先にしてもらいたいので、事務所スタッフと三人で街頭演説は行ってます。


街頭演説も色々なパターンがあるようですが、私は少数で行い、手降りだけでなく、政治家なんだから言葉で訴える事を朝の辻立ちでは常としております。


でも、政治の世界というのは良い事も、悪い事も色々あるものです。そのような意味では、普通の世界と違って、毎日がハラハラドキドキの連続です。刺されるのではないかと危険を感じる事もしばしばあります。


また、この世界に入る時に秘書の先輩から言われた「この世界は、人間の汚いところまで見えるよ。」という見たくない部分まで見えてしまいます。ゆすり、たかりみたいな事を言われる事もありますし、人間の嫌な部分や醜い部分も見えてしまう世界です。


今日なんか、宮崎事務所から「自民県議の●●さんが、怒鳴り込んできました」との報告がありました。


「何があったの?」と尋ねると、なんでも、「俺のポスターの横にポスターを貼るとは何事だ!」とのクレームとの事。


ちなみに、私は所有者の許可を得て貼っており、その県議の方にクレームを受ける覚えはありません。仮に、私が所有者の許可を得ず勝手に貼って、その方が所有者から相談を受けての行動だったら分かりますが、そうではありません。


所有者の方は「外山さんは応援してるから貼っていいよ。でも、この人(県議)のは、許可してない。」と言われていたそうです。


この自民県議の方は以前にも、私のポスターを貼ってくれている支援者のお店に「すぐに、剝がせ」と怒鳴り込んできたそうです。ちなみに、そこのお店は私のポスターしか貼っておらず、その自民県議とは何も関係ところです。


何の権限があって、そんな嫌がらせをするのか理解できません。バッジを付けて、何でも出来ると勘違いされてるのかもしれません。


ちなみに、色々な場で各党仲良く(笑)ポスターを横並びに貼ってますが、他の方からクレームを受けた事もありませんし、常識的に考えて誰もクレームを言う権利もありません。


彼は自分がしている間違った行為を理解していないのかもしれません。独裁国家の支配者と勘違いしてるのかもしれませんね。


私の事務所スタッフに対して「参議院選挙は覚えておけよ」と捨て台詞を吐いて去ったそうですが・・・。


世の中には、変わった人もいるものです。


だからこそ、こういった人達を反面教師とし、活動していかないといけないと教えられます。


そのような意味では、この世界は色々な修行が出来る場でもあります。