部門会議、PT、陳情要請対応本部が終わりました。もうすぐ、議員会館から羽田空港に向かい宮崎に戻ります。


今日、陳情対応した糸島市長から「来週、日南に市長会で行きます。」と言われ、お勧めのお土産を聞かれましたので、飫肥天や焼酎をお勧めしました。


今日から、民主党の経済連携PT総会がスタートしました。前身の民主党APEC・EPA・FTA対応検討PTでは13回も特にTPPに関して議論をさせていただきました。TPPの交渉参加の是非を11月のAPEC前までに決めたい、それどころか参加したいという思惑も見えておりますが、国民に幅広く開かれた形で、何を得て、何を失うのか等を多くの方が理解できるようにしなければなりません。


私は何度も言いますが、このTPPには否定的です。アメリカの通商代表部のプレスリリースには「米国企業がより一貫してTPP協定参加国の市場で活動を行えるように、TPP協定交渉国の規制制度をより整合的なものにすること」とも書かれており、各国の思惑が見られます。


今日の総会で顧問の一人が、「ブロック経済ではなく、グローバル化を進めていかねばならない。」「成長著しいアジアとどう連携するのか」と言った発言がありましたが、TPPはブロック経済であり、そのTPPに成長著しいアジアの中国は参加しない事と矛盾するのではないだろうか??


ひょっとしたら、TPP慎重派は「抵抗勢力」のレッテルをマスコミから貼られるかもしれませんが、「我が国のかたち」や「国益」を考えて、主張すべき事は主張し、交渉参加そのものを阻止していきたいと思います。


この国にはTPPがどういったものなのか、一人として明確に理解している人はいないはずです。そのような不気味なものに身を委ねてよいとは私は思いません。