国会は今日の午後から事実上の休会のような状態のようです。先ほど、本会議が終了し「がれき処理法案」が成立しました。特例公債法、再生エネルギー法も今月中には成立するのではないかとも思われます。


被災地の事を考えると、お盆返上で法案処理を急ぐべきだとも思いますが、震災以降各役所や国会職員、各党職員さんも休みなしで行動されているので各党の判断があったのだと思います。なんか、複雑な気持ちでもあります。


ある議員さんから「やっと、つかのまの休息になるね。」と言われましたが、選挙区を抱える議員はお盆も初盆まわりや盆踊り参加などあります。


朝のテレビを見てますと、被災地で一斉に花火大会が開催されたようです。先日、石巻を訪問しますと石巻の花火大会の実行委員の方とお話をする機会がありました。花火大会を開催するにあたり(石巻は一斉花火大会とは別でした)、市議の反対や「まだ、やるべきじゃないんじゃないか」との声もあったようでした。しかし、花火大会終了後は皆さんに「良かった」と言っていただけたようです。


確かに、まだ瓦礫が膨大にあり、行方不明者も多数いて、多くの皆さんの心には複雑な思いもあると思います。花火には鎮魂の意味もあるようですが、花火を見る事により、多くの方々に一時でも笑顔が戻り、また復興に向けての元気がもらえた部分もあるのではないでしょうか。



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とにかく、我々が復興に向けてやらねばならない事は多々ありますが、法案成立に向けて政治家としての責任と、また一国民としても出来るかぎりの事をやっていこうと思います。