先日、地元の案件で国交省にお伺いすると、節電の為に省内は大変暗い状態でした。局長さんとお話してると「環境省さんは、もっと暗いみたいで、女性職員が怖がってるそうです。」との事。「でも、この節電で東電も電力が余るようで西に融通しようかという話になってるみたいですね。」とも仰られてました。


けっこう、電力足りない論が浸透してますが、別の話も聞こえてきてますので、我々もしっかり調べていかなければなりません。


そんな中、突如、総理が「脱原発依存」について記者会見されました。私ももともと原発に関しては地球温暖化対策の問題もあり肯定派でしたが、あのような事故が起こり、「原発」に関して考えなければなりません。「脱原発依存」という方向性は間違っていないのかもしれませんが、そのプロセスは明らかに間違っているのではないでしょうか。


あげくの果てには、一国の総理が「脱原発依存」については、「個人の考えだ」と言っておられます。


あの福島第一原発事故によって、原発依存が難しくなり、エネルギー政策の見直しは必須であります。だからこそ、再生エネルギーの全量買い取りの問題等にしても世界の成功例、スペインの失敗例を参考にしながら我が国は慎重に制度設計をしていかねばならないのではないでしょうか。


その上では、与党内でしっかりとした議論をしたり、議会で審議をしていかねばなりません。独裁国家なら別ですが、しっかりとした調整をやっていただきたいと思います。


これから、本会議に向かいます。