先週27日、「朝鮮王朝儀軌」などの文化財1200点余りを韓国に引き渡す「日韓図書協定」が参院本会議で賛成多数で可決・承認されました。


与党の立場である以上、本来は賛成にまわらないといけませんが、日本側が一方的に文化財を引き渡す事が良いとは思えず、賛成票を投じる事は出来ませんでした。


国籍法改正、そして今回の日韓図書協定と、会派の意思に反した行動はこれで二度目となります。仲間と違う行動を取るわけで、気持ち良いものではありませんが、一議員として、国家・国民の事を考えてどうしても譲れない部分というのはあります。そこは、信念を通していきたいと思います。


話は変わりますが、明日は丹波實元駐ロシア大使を招いての北方領土の勉強会を行います。政局が動いてきており、それも党首討論の後なのでどれだけ方が参加されるか分かりませんが、我々議員は、どんな状況に置かれても、常に国家の事を考えないといけません。


ロシア首脳の北方領土訪問、韓国議員団の国後島訪問、韓国の閣僚による竹島訪問など、日本を取り巻く環境というのは決して良い方向に進んでおりません。だからこそ、先輩方の知恵を私達に教えていただきながら、今を生きる政治家として、国家の為に働いていきたいと思います。