霧島連山・新燃岳の噴火が止まりません。今朝も爆発的噴火があり、遠く離れた宮崎でも「空振」が「ドン、ドン、ドン」と窓ガラスを叩き続けました。再度、高原に訪問して日高町長や住民の方とお話すると、噴火の前に「キーン」という音がして、その後、爆発的噴火が起こったそうです。
先週の土曜日には、大畠国交大臣と松本防災大臣が高原町、都城市を訪問してくださいました。両大臣からは「国として、しっかり支援していく」という約束をしてくださいました。
私の方からは、人的被害を食い止める事はもちろんでありますが、農作物被害への対策をお願いいたしました。
今日、再度高原町を訪問しました。噴火が次第に深刻になってきている事から、新燃岳の近くの住民の方々に避難勧告がだされたわけであります。一部のマスコミによると、勧告が早すぎるのではないかとの報道もありますが、私は町長の判断は適切だと思います。多くの住民の方々が、いつ火砕流が起こるか心配で寝れない中、住民の皆さんの生命を守る為の対策を事前に打つ事はなんら間違った判断ではありません。
避難されてる住民の方々とお話をさせてもらうと、噴火がいつまで続くかわからない不安や、避難所生活による心的ストレスなどの声をいただきました。まずは、一日も早くこの状況が落ち着く事を願うばかりですし、国としても出来る限りの支援を行ってまいります。
この災害が報道されているせいか、全国各地から救援物資が届いてるそうです。地元の郵便局を訪問し局長とお話をさせていただくと、「町の方に全国各地から義援金を出したいとの声をいただいているが、会社のほうから郵便局の義援金口座開設が認められなくて困っている」とのお話がありました。なんでも、「災害指定」になってないから認めらないとのこと。早速、郵政を扱う総務省の森田政務官にお電話し、そのような事で現地は困ってるから、会社の方に開設を認めるように伝えてくださいと頼みました、早速、会社の方から許可がでたとの事でした。
現場に入って、多くの方のお話を聞かせていただいて、政府の方に求めてまいります。
一日も早く、この噴火が落ち着く事を、ただただ、天に祈るばかりだ。