寒いですね。

宮崎も山の方では雪が積もっているそうです。

西日本の別の県の同僚議員に電話すると、一面雪景色だそうです。

世界中で大寒波のようですが、この寒さはこたえます。


国会開会中はよく利用する永田町駅の広告に、以前「憂国のラスプーチン」のポスターが貼り出されてました。その時は、何も気にとめなかったんですが、その数日後に同僚議員から「佐藤優の話が漫画になって連載されてるんだってよ。」と言われ気になっておりましたら、先日、「憂国のラスプーチン」の単行本1巻が発売されました。


「憂国のラスプーチン」(原作:佐藤優 作画:伊藤潤二 脚本:長崎尚志)と、この制作に関わってる人が豪華スタッフでもあります。内容は佐藤優さんと、鈴木宗男前衆議院議員の事件がモデルとされております。登場人物の氏名等は異なりますが、事件の内容は同じです。


手に取って読んでみますと、当時の事件を思い出しますし、いかに検察が作ったストーリーに世論も流されいるのか。以前、鈴木先生と食事をさせてもらった時に、鈴木先生が「当時はムネオハウスとか色々と叩かれたが、私が起訴された罪は違うからね。」と言った言葉が思い出されます。


若干、フィクションも入ってるのかもしれませんが、一連の事件で佐藤優さんが経験された事が、ほぼ克明に記されているのではないでしょうか。


「憂国のラスプーチン」を読めば、検察の捜査手法も分かってきます。

最近は、検察の捜査の問題点が次々にあらわになってきておりますが、

この漫画の検事が言うような「こっちは検察組織。勝てると思う?勝てるわけがない。」「だってこれは、『国策捜査』なんだから。」といったような感じで、ストーリーを作られ、裁かれるような事を許してはならない。ただ、残念ながら、繰り返されているのも事実である。


小沢元代表を取り巻く「政治とカネ」の問題も、実際とのギャップを感じてるだけに、この「憂国のラスプーチン」で何となく納得させられる。


参議院議員 外山イツキ(外山斎)公式ブログ|宮崎県選出


年末・年始でお休みの方もいらっしゃると思いますが、ぜひ「憂国のラスプーチン」をお読みになったらどうでしょうか?絵がある分、拘置所や取調べ室の様子が分かりやすいです。


大晦日・元旦も寒いようですが、よい年をお迎えください。