新著「不死鳥(Phoenix)」が上梓されましたので、本屋さんに配る分にサインするべく講談社に行って来ました。

 

 久しぶりに本社に着くと、入館が厳重になってました。前は入館の手続きをしてバッヂをもらうと、それを付けていれば入り放題だったのに、今の入館証はQRコードが付いてて、ゲートで翳さなければ開かない仕組みになってた。むーん、何かを盗み出す不届者でも現われたのか知らん?

 とにかくそうして編集部に着くと、会議室に本が用意されてました。

 その数ーー

 

 

 5冊?

 ……いえいえ、もっと

 

 

 こっちの箱の中身は40冊。つまり計45冊のサインをするわけです。

 

 せっかくなんで机に並べてみました。

 

 

 さすがに45冊となると、並べてみたら壮観ですな♡

 別角度から見てみたら、こんな感じーー

 

 

 今回の表紙デザイン、いいでしょう!?

 デザイナーは毎回、務めて下さる岡さんだけど、気合入ってる!

 私のデビュー作「ビンゴ」のオダケンと、博多のラーメン大好き探偵〈ゆげ福〉が今回、初めてコラボして、連続放火犯を追います。表紙のデザインは東京の地図になってて、これまでの犯行現場がトレースされてる。下の方からは炎が上がってますよね。オビを取ると、その下では、更に火が勢いを増しているのが分かります。ストーリーを見事に表現したデザインですねぇ。いやぁいつもながら、さすが!!

 

 さぁ早速、サイン開始です。

 

 このブログでは何度かこのネタをやってるので、既読の読者からしたら見覚えあるでしょうが、私のサインはこんな感じーー

 

 

 黒に銀色のペンで描いたので、いい感じに浮き上がってくれました。

 写真では見難いけど、下の方に赤で落款も押してあるんですよ。銀色の字のところに重なると、これまたいい感じになってくれました。

 

 さぁ45冊のサインも終わりーー

 

 

 反対側に写らないように、ペンが乾くまでこうして紙を挟んでおきます。

 めくると、こんな感じーー

 

 

 この日はこれで終わりだったけど、後日、本屋に直接サインにも行きました。

 これまたこのネタ、過去にもやってるんで既視感のある方もいらっしゃるでしょうが、啓文堂書店小田急相模原店と、BOOK PORT中野島店にとても親しい書店員さんがいるので、新刊のたびにサインに行くのですよ。

 

 さてさてやって来ました。まずは1軒目の啓文堂さん。

 小田急相模原駅に直結したショッピング・モール「ラクアル・オダサガ」の中に店はあります。

 

 

 駅から直結したこのフロアは2階で、建物に入って一つ上がった3階に啓文堂はあります。

 

 

 店長の伊澤さんに挨拶し、奥の事務所に入ると、本が用意されてました。

 

 

 おおぉ、「不死鳥」だけじゃなく、文庫版の「光陰の刃」(上下巻)に、「目撃」まで。まだ動きがある(売れている)んだって。嬉しいなぁ♡

 

 さぁ早速サイン、サイン。

 ミニ色紙まで用意されてたので、調子に乗ってヘンなコメントまで書いてしまいましたよ。

 

 

 小田急相模原は地元では「オダサガ」と呼ばれてるので、今回は主人公オダケンなので、ちょっと似てるなぁ、と勝手に結びつけて

 めくると、こうです。

 

 

 まぁサイン自体は変わらないのですけど。こっちでもちゃんと書いてるよ、という意味で

 

 相変わらず、私の方はテキトーなんですが、それを受けても書店さんの方の対応は違いますね。

 

 

 こんなにステキにディスプレイしてくれました♡

 ありがたい限り。感謝感謝、です

 

 さぁ啓文堂さんが終わったら、BOOK PORTさんに移動しましょう。

 小田急線を新宿方向に登戸まで戻り、JR南武線に乗り換えて北へ一つ目。中野島駅で下車。改札を出て左手を見ると、もうそこにはBOOK PORT中野島店の雄姿が!

 

 

 町の風景に綺麗に溶け込んだ、文字通り「町の本屋さん」という感じですよねぇ♡

「203」の文字が気になってたんですが、BOOK PORTさん発祥の地は横浜市鶴見で、「ツー、ル、ミ」ということで「203」なんですって。でも、「ツー」と「ミ」は納得いくとしても、「0」は「ル」ではなく「レ」じゃないんでしょうか、ねぇ(笑)

 まぁそんなことはどうでもいいや。

 

 店に入ってレジの横をふと見ると、面白いものを発見。

 

 

「にゃんだこれ?」ということで一つ引いてみたら、開けたらこんなオリジナルおみくじでした。

 

 

「小吉」だし(笑)

 おまけに「願い事 叶い難し」とか、運勢よくないじゃん!? と思ってたら、「ラッキー作家」の欄を見て、愕然! 何と私の名前があるじゃないですか!! やっぱちゃんと縁のあるとこに繋がってるじゃん。これは侮れませんぞよ。

 こんな風にくじを引いてもらって、「今日はこの作家さんの本なんかどうですか?」と提案してくれる仕掛け。本当に多彩なアイディアを繰り出して来る本屋さんですねぇ

 ちなみに「何でニャン、猫なの?」と店員の中ちゃん(中野さん)に聞いたところ、「さぁ?」とのことでした(笑)

 

 さぁこちらでも奥へ行って、サインのスタンバイ。

 中ちゃんはオリジナルPOP作りの名人で、今作ではこんなの作ってくれました♡

 

 

 せっかくなんで記念撮影。

 

 その後、サイン敢行

 

 

 並べるとやっぱ壮観ですなぁ。こっちでも「光陰の刃」がありました。

 

 サインもちゃんとしてますよ

 

 

「ちゃんと履いてますよ」じゃないんだから(笑)

 

 終わったらあっという間に並べてくれました♡

 

 

 いやぁ~いいですねぇ

 ちなみによく見たら、POPの後ろに隠れてるのは今野敏さんの新作でした(笑)こらこら、失礼やん!? まるで俺がわざとやらせてるみたいやん? って。

 今野さん、違いますからね~。たまたまです、たまたま

 

 そんなわけで、あちこちサインして回った、という話題でした。

 BOOK PORTさんでは、X(Twitter)でも私の来店をレポートしてくれてます。よかったら見てみて下さい。

 

 

 てなわけで、恒例の締め括りーーお願い、買ってね♡