以前トライアスロン大会のボランティアをしていた時、
走り終わった選手でこむら返りを訴える方が結構たくさんいらっしゃいました。
その大会はアイアンマンレースとも言われるもので
スイム3.8キロ・自転車180.2キロ・ラン42.2キロを一人で(リレーではない)走破するもの。
そりゃあ肉体にはかなりの負担がかかります。
どの選手も日頃からトレーニングをしているのだと思うのですが、
やはりこれだけの運動をやり続けるのは大変です。
特にスイム(水泳)は普段プールで泳ぐのはできても会場は海!
しかも大人数が一斉に泳ぐのでぶつかり合い蹴り合いがなかなかだそうです…
でね、無事にゴールをしても足がもつれるようにフラフラしている方もいて
明らかに熱中症だと思われるのですが、
ご本人「塩タブをなめながら走っていたから(熱中症とは)違う!」
とおっしゃる
「水分補給は?」と聞くとスポーツドリンクを飲んでいた様子
それ危険ですから~!
熱中症対策では当然ながら汗で失われた水分を補給することも大切です。きゅうりに塩をふると水分が抜けるように、塩だけ摂取しても逆に細胞から水分が出ていってしまいます。塩飴に含まれる程度の塩分なら影響は少ないかと思いますが、食べ過ぎは高血圧にもよくありません。
なので塩飴をとるときは水分もセットで補給するようにしましょう。目安はコップ半分(100mL)のお水に対して塩飴1個(塩分0.1g程度)の量になります。
この割合で摂取すれば、ちょうどスポーツドリンクと同じ比率の水分・塩分補給ができ、給水所があるタイミングごとに補給すれば塩分の摂りすぎ防止にもなります。
マラソンの給水所には大抵、コップ半分の量で水が入っているのでちょうどいいですね。もしスポーツドリンクが置いてあるなら、それで塩分補給はできますので塩飴をとる必要はありません。
マラソンなどスポーツ時の塩飴・タブレットの活用法とおすすめ商品 (athtrition.com)
どの程度の割合で”塩タブ”と”スポドリ”をとっていたのかはわかりませんが、
自分は熱中症対策をしている!
と信じている方でできていない方の多かったこと…
過酷なレースで汗をかく量も半端ないでしょうけれど、
それでもやっぱり”塩タブ”と”スポドリ”は塩分の過剰摂取
アイアンマンがレース後に塩漬けで錆びてた
なんてことになったら笑い話じゃすみません
以前”スポドリ”よりもお出汁がおススメ⁉
ってお話も書きましたが、
このお出汁も”塩タブ”と一緒に取るなら味付けなしでお願いします!
塩分タブレットを食べる際は、スポーツドリンクと一緒に摂取するのは避けましょう。
塩分や糖分が多く含まれているスポーツドリンクと併用してしまうと、塩分の過剰摂取につながる恐れがあります。スポーツドリンクではなく、水やお茶など塩分が含まれていない飲み物と一緒にとるように気をつけましょう。塩分を摂取する際は、水分も一緒に摂ることが大切です。
【管理栄養士が解説】塩分タブレットの選び方と食べるシーン別おすすめ商品11選 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 (kusurinomadoguchi.com)
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