ケガをしたら (^_-)-☆ | ほねつぎ大幸院 院長のブログ

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名古屋市内でほねつぎ大幸院をやってる柔道整復師 川辺です。仕事ネタ、趣味ネタいろいろテキトーに書込みします。

ケガの応急処置として”RICE”はご存じの方が多いと思います。

”RICE”とはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)

の頭文字で、外傷時の応急処置の基本と言われています。

 

そういう処置の内容も時代と共に見直されてきているんです。

 

最近では”POLICE”が良いと言われているそうですえー

【RICEからPRICE、そしてPOLICEへ】

安静だけでは、損傷した組織を保護できないことから、RICEにProtection(保護)を加えたPRICEと呼ばれる処置に変遷してきました。
さらに近年において、急性損傷の早期管理として必要以上の固定、安静は悪影響を及ぼすことが分かってきており、安静(Rest)を、Optimal Loading(最適な負荷)に置き換えたPOLICEという概念が広まりつつあります。

Protection(保護):装具やシーネなどで損傷組織を保護し、再受傷、悪化を防ぐことが目的。
Optimal Loading(最適な負荷):早期に最適な負荷をかけることで最適な組織修復を促すことが目的。各組織、部位に対する適切な負荷は専門家の意見を聞いてから行うことを推奨します。
Ice(冷却)疼痛の緩和、異常な筋収縮パターンを改善することが目的。
Compression(圧迫)患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的。
Elevation(挙上):浮腫の軽減を図ることが目的。

中略

早期に最適な回復を目指すアスリートにはPOLICEは有効な手段です。
しかし、意識消失、ショック、頭・頸・背部の外傷や大量出血、脱臼・骨折が疑われる著明な変形など、重症な傷害の場合はすぐに病院にかかり、むやみに動かさないようにしましょう。そして、医師の指示に従うようにしましょう。

怪我後の早期管理について 〜RICEからPOLICEへ〜 - 亀田メディカルセンター|亀田総合病院 スポーツ医学科 (kameda.com)

 

そうです!怪我をしたら安静にする!じっとして動かさない!

それが鉄則のように言われていたのですが、実はある程度動かしてあげるほうが治りも早いということが分かってきたんですよびっくり

 

安静(固定)によって生ずる筋力の低下や関節の拘縮は、スポーツ復帰の妨げとなることも事実です。したがって、早期のスポーツ復帰を目指すためには受傷直後(急性期)であっても、可能な範囲で運動療法を開始することが大切で、その中心となるものが、筋肉に対する強化訓練と、関節に対する可動域訓練です。また、スポーツによる怪我は、肉離れ、靭帯損傷、疲労骨折、筋腱炎など多岐におよぶため、それぞれの怪我に適した運動療法を選択しなければ、逆に病態を増悪させて、結果としてスポーツ復帰を遅らせることになります。そのため、個々の病態を十分に理解した上で運動療法のメニューを選択する必要があります。

第10回 怪我のあとは、復帰のための運動療法(リハビリ) [ JFAスポーツ医学委員会 池田 浩 ]|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 

もちろん動かし始めるタイミングとか強度などは専門家と相談していただきたいですが、

大事にし過ぎて休ませていれば良くなるというものではないんです。

 

先日も触れましたが、たかが打撲と思って放置していたら肉離れ(筋挫傷)も起こしていて

しこりになっていつまでも痛みが引かないし屈伸運動ができない

なんていう状態にならないように、

早め早めの対処と運動療法が早期復帰への早道なんです!ウインク

 

 

 

 

柔道整復師としてケガの対応をします。

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