昨年は年明け早々から約1年間、『西郷どん』ブームで、故郷奄美もたくさんの観光客であふれていました
安政6年(1859)1月、西郷さんは奄美大島の龍郷村(現:龍郷町)に上陸しました。私が生まれ育った龍郷町です
幼い頃から確かに西郷さんはなんとなく身近な存在であり、西郷さんが妻:愛加那さんと息子・菊次郎のために建てた家が今でも残っていて、そこに行くと、何とも言えないイントネーションで説明してくれるおじちゃんがいます。
西郷南洲謫居跡
味のある素敵な場所です
そして、近くてなんだか遠い場所・・・
それが奄美っ子にとっては鹿児島本島です。
部活の大会とかでしかほぼ行った事がなく、砂風呂温泉とかは入ったことがあるなぁ~
桜島も部活の大会で行ったなぁ~~程度。。。
この度機会があり、鹿児島観光してきましたっ
鹿児島の代表すべき観光スポットといえば、薩摩藩主島津氏の別邸跡『仙巌園(せんがんえん)』が真っ先に挙がると思いますが、
いやはやなんと鹿児島空港から徒歩3分という好立地に隠れた
観光スポットありました
その名も・・・
「西郷公園」
はい、そのまんまです。
しかも入場無料
そこには、こぉぉんなおっきな西郷さんが居るんですよ
この西郷さん、正式名称は「現代を見つめる西郷隆盛像」というらしく、
当初、1977年(昭和52年)の西郷さん没後100年顕彰事業として関西在住の鹿児島県出身者の人達が、京都市の京都霊山護国神社に建立する計画を立てていて、彫刻家・古賀忠雄氏に発注して作られたものらしいのです。
この像、なんと
実在する人物像としては日本最大となる10.5メートル
よく見る上野公園や鹿児島市内にも西郷さんの銅像はありますが、ここのがナンバー1
でもね、この子、実は1976年(昭和51年)に完成したものの、発注者の死去により計画が宙に浮いたため、富山県高岡市の倉庫になんと10年以上も保管されたままの状態となってたんですって
で、それを知った地元の有志が作成者の身内の方と協力して、この像を現在の場所に誘致して、一帯を公園として整備したんだと
昭和63年8月に建立。
<高さ10.5メートル、重さ30トン、台座の高さ5メートル>
この西郷公園、この銅像以外にも、薩摩藩の別邸を彷彿とさせる門構えで、庭園や噴水を配した石畳の広場の周囲には、西南戦争を描いた53枚の錦絵をはじめ、西郷隆盛や明治維新に関する資料、軍服、西郷さんにまつわるエピソードなどがたくさん展示されていました
空港近くの、ひょっこり西郷さんがお顔をのぞかせているこの公園、
意外に観光客にあんまり知られていなくて(あ、地元の人も銅像は知ってるけど、行ったことないって事でした)オススメですよ
その他にも、西郷隆盛が好んで座右の銘として使われていた言葉
<敬天愛人※1>の石碑が刻まれたトンネルだとかぁ~
※1:天を敬い、人を愛する の意
西郷さんが西南戦争の最後の約5日間立て籠もったと言われている洞窟だとかぁ~
なんとなぁ~く身近に感じていた西郷さんをゆっくりじっくりお勉強出来ました
さ西郷さんからたぁ~っぷりパワーもらったので、これから訪れる魔の
GW合宿に向けて、がんばるぞぉ~
<おまけ>
西郷さんのダイナミックさにあやかってよじ登ろうとしましたが・・・
断念・・・
由美と一緒にボルダリング頑張らねばっ
Key( ..)φ