九州のじいちゃんは琉球空手の道場主で若いころ恐ろしく強かったと良く聞いていました。
九州から沖縄に行くのにパスポートが必要だった時代に団体を立ち上げ、パスポート無しでも行けるようになるまでの事を嬉しそうに話していたのも覚えています。
しかしその祖父が実は福岡ではなく沖縄の宮古島の出身だったと知ったのは、私が大人になり伊是名の会で踊りを始めてからでした。
父は私が沖縄の踊りを始めた事に衝撃を受け、母は随分珍しいものを始めたものだと驚いていました。
みちの先生にその話しをした時「知らなかったのに始めたなんて、それはきっと血がよんだのね」と言われ、そこから私は今まであまり感じたことのなかった、自分の血を感じるようになりました。
その後私だけでなく子どもたちも踊りを始め、それが一つのきっかけとなり、6年前九州のじいちゃん&叔母、両親、主人と子どもたちのみんなで初!宮古島へ行き、初めて先祖のお墓参りが叶いました。
「また一緒に行こうね」…という祖父との約束は叶いませんでしたが、私にできた最大のおじいちゃん孝行だったと思います。
私が踊りを続けていく中で少しでも私自身や私以外の誰かの心の中に、幸せが広がる瞬間があるとしたら素敵な事だなぁと思いながら今も琉球舞踊を続けています。
今は日々お稽古を重ねるほどに琉球舞踊の難しさや奥深さを痛感し、公演前のこの時期は特に自分の至らなさに凹凹凹んでがっかりなのですが、素晴らしい、大好きなメンバーの皆さんと共にお稽古に励む時間はかけがえのないものです。
私が踊りを続けていく中で少しでも私自身や私以外の誰かの心の中に、幸せが広がる瞬間があるとしたら素敵な事だなぁと思いながら今も琉球舞踊を続けています。
今は日々お稽古を重ねるほどに琉球舞踊の難しさや奥深さを痛感し、公演前のこの時期は特に自分の至らなさに凹凹凹んでがっかりなのですが、素晴らしい、大好きなメンバーの皆さんと共にお稽古に励む時間はかけがえのないものです。
少しずつでも一歩ずつでも成長していると信じて公演まで精進したいと思います!
今回は私にとって記憶がないほど?駆け抜けた30代集大成の公演になります。
今回は私にとって記憶がないほど?駆け抜けた30代集大成の公演になります。
今年は特に、師範を襲名されたみちの先生への感謝の気持ちを込めて踊りたいと思います。
みちの先生なしでは今の私はありません。
戦後70年の節目、想像もつかないはるか昔からつながってきた私たちの命の躍動を会場の皆さまと共に感じられる公演になればと思います。
中谷ちなつ
子どもたち、今年は公演に向けて5.7.5に思いをまとめました↓

楽しく元気に
踊ろうね
美玖

みんなの前で
堂々と
沙南

笑顔で踊ろう
かっこよく!
柊介