今日はお江戸日本橋亭へ。
柏まつばRへ行った事がご縁で、最近仲良くなった講談師の中田陽子さんの「夏物語」を観てきました。
一言でいうと、もう江戸にタイムスリップできます!話が始まると、もう江戸時代の中にいるよう。
本格的なこうした演芸場で、落語や講談を聴くのは初めて立ったのですが、
1人で何役も演じ分ける、噺家の話に引き込まれてしまう。そして講談は、笑いのない、ストーリーテラー的な感じなのかしら。
私が一番印象に残ったのは、
「円山応挙と幽霊の花魁」でした。
なんとなく浮世絵の幽霊を想像しながら、最後は、ぐっと感情も引き込まれてました。
最後は楽しい立体講談で
「だっきのお百」
立体というのは、二人で話をしていくもので、もうこれは、立ち振舞いもあり、演劇のよう。
なんと演目毎に、着物を着替えて
(気付けの先生も舞台で待機しており!)
三種の着物も良くお似合いで。
そして最後にシャンソンも歌う、中田陽子さん。なんと凛として魅力的。
70代とは思えない、美しさと芸の幅広さ。同じ表現をするものとして、勉強になる素敵な舞台でした。
日本の伝統芸能は、面白いなぁ~。
語りや言葉をもっと、勉強しよう。