カラダの中と外から美肌&ヘアケアを考える
シャンプーソムリエこと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて記事を書かせていただいております。
パーマは髪の形状を変えたヘアデザインを固定する
美容学校では国家試験をクリアするために、様々な知識、そして技術を学びます。
その中に、ワインディングという技術があります。
これは、ご存知の通りパーマで必要な技術だからですよね。
ところが、この技術を使う機会がとても少なくなっています。
パーマスタイルって再現性があるので、朝のスタイリングの時間が短縮したり、癖やボリュームをコントロールしたりと様々なメリットがあります。
髪を巻いても時間が経つとカールがとれて困ることも無くなります。
パーマって実際にどうやって髪を曲げているの?
美容学校ではその入口を学びます。
しかし、実践ではもう少し奥があって、それを知ってパーマをかけているかどうかでパーマの成功率が変わってきます。
この根本的なところを実際に美容学校を卒業すると入店した美容室でしっかりと学んでいきます。
勉強してみると意外にパーマって奥が深いことに気づくのではないでしょうか?
様々なパーマ剤って何が違うの?
パーマの根本的理論の先には、薬剤知識っていうものがあります。
美容業界には何百、何千ものパーマ剤が存在します。
入店したお店によっても取り扱う薬剤は違ってきます。
この薬剤の中身を知ることで、その薬剤がどのような化学反応をを起こすのか?
これを知らないと、ワインディングはできてもパーマはかけることが出来ません。
僕が美容学校に通っているときに、友人に初めてパーマをかけた時、全然かからなかった経験があります。
ワインディングがダメだったのか?
そう思って再度チャレンジ・・・。
でも思うようにかかりませんでした。
今思えば、パーマ剤には1剤があって、これで先ずは髪を還元して髪の強度を一時的に弱めます。
これには時間とか温度とか塗布量とかも関係していました。
そして、その後にそのかかりを確認してイメージしたような強度低下ができていたら、1剤を流します。
これも専門学校に行っていた時は全く知らなかった・・・。
授業をちゃんと聞いていなかったからかも知れません(汗)
つづいて、強度を再強化するために2剤をつけます。
2剤は還元された髪を酸化します。
これも、ただつければいいやとしか思っていなかったので何度もパーマを失敗しました。
このパーマ剤の1剤にも様々な還元剤があったり、pHとかも関係していたりと使う薬剤を知らないとパーマは成功しないことを今更ながら理解しました。
お客様の髪質やヘアデザインに合わせる
これらを十分理解したうえで、実際の現場ではお客様の髪の状態に合わせて、使う薬剤を決めていきます。
ここまでできるようになってくるとパーマの失敗はほぼ無くなって来ます。
当時の僕にこれらを教えたらどうなっていたでしょうね?
そして、このお客様の髪の状態、使う薬剤に加えてどんな手法でパーマをかけるかが決まってきます。
通常のパーマ?
それともデジタルパーマ?
それともまた違った方法?
ここまでの流れをプロの美容師さんになると、5分程度で全てを決定して施術に入っていきます。
パーマでもこれだけの事を知っていないと成功率は下がってしまうので、美容師さんってデザイナーだけじゃなくって、ケミカリストでもあるんですよね。
さらに、これにヘアカラーも加わってくるのがヘアデザイン。
そして、当然カットもね!
今回記事で書きましたパーマの学ぶべきこと、同じレベルでのヘアカラーで学ぶべきこと。
これらを、4月から3回コースでオンラインで授業があります。
対象者は昔の僕のようなアシスタントからジュニアスタイリストの方です。
Round1・4月4日・ヘアカラー
Round2・5月2日・パーマ
Round3・6月6日・ストレートパーマ
全て10:00〜13:30
只今募集中ですので、アシスタントやジュニアスタイリストの方でパーマが上手くなりたい方、ヘアカラーの薬剤を上手くコントロールしたい方。
是非ご参加いただけたらと思います。
同期に差をつけるチャンスです!
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