玄米は炊き方次第でカラダに不調を与える食材にもなりうる | シャンプーソムリエ関川忍のBlog

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シャンプーソムリエ こと関川忍です。

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心を込めて記事を書かせていただいております。

 

玄米食はヘルシー。

白米より玄米の方が栄養が豊富で体に良い。

 

この様な玄米に対するイメージを持たれている方は多いと思います。

僕は個人的にそれほど玄米の良さには期待していない派なのですが、ここであえて玄米の正しい炊き方について記事を書きたいと思います。

 

それが、先日のオーソモレキュラー医学会のセミナーで登壇された酵素療法の第一人者とも言われる鶴見先生の講演を聞いて思ったことがあるからです。

 

鶴見先生は独自の理論が確立され、様々な難病患者の命を救われてきた素晴らしい先生です。

その中でも酵素療法は最新の考えを持たれています。

 

今回の記事を読んで興味を持たれたらこの本がオススメ!

 

そこで、鶴見先生が話されていたことで、種の食品は調理法と食べ方に注意が必要であるということ。

言われてみてそうか〜って思ったのですが、種ってどれくらいで腐ると思いますか?

 

何十年、何千年、何万年と経過しても乾燥していて直射日光が当たらなければ腐ることがないんですよね。

つまり、カビが生えない抗菌、抗酸化力が高い防腐効果を持っているということ。

 

その中で、お米は米粒の部分が種に当たります。

 

 

これを種に近い状態で食べるのがお米で言えば玄米ですね。

 

この玄米には実は「毒」を含んでいるそうです。

・アブシシン酸(ABA)

・アクリルアミド

この2つです。

(厳密には3つですが毒では無いので2つにしています。)

 

アブシシン酸(ABA)は玄米に限らず野菜や果物などの種の外皮に含まれている成分になります。

 

 

このアブシシン酸は酵素阻害剤と言われるもので、酵素が働きにくい状態を作ってしまいます。

すると「消化」「代謝」がうまく働かなくなり体調を崩してしまいます。

 

そして、この酵素阻害剤であるアブシシン酸を常用していくと最終的には肝臓がんになりやすいと言われています。

 

種の生はなるべく避けた方がいいですね。

 

もう一つのアクリルアミドは玄米を炊いているときに出てくる猛毒です。

特に圧力鍋で炊くとアクリルアミドが発生してきます。

 

 

ただし、圧力鍋で玄米を炊くとアブシシン酸を消すことができます。

 

アブシシン酸が消せて、アクリルアミドが発生する・・・。

実は玄米ってなかなか調理が難しいのですね。

 

ではどうやったら玄米を正しく炊けるのでしょか

鶴見先生いわく

1:普通の炊飯ジャーで炊く

2:土鍋でコトコト炊く

3:117℃以下の圧力鍋で炊く

4:磁性鍋で炊く

 

もう一つは(2合を土鍋で炊く場合)

1:玄米を水に浸して17時間おく

2:17時間の浸水が終わったら水を捨てて、1〜2回すすぐ

(アブシシン酸などを抜く感じ)

3:炊く前に、浸水した米をザルに上げて、しっかり水を切る

4:水を入れる。水分量の目安は、玄米量の1.4倍(2合炊きの場合は500cc)

5:蓋をして、中火にかける

6:沸騰してから、弱火にて25分くらい

※蒸気が弱くなってきたら蓋を開け、水気がなかったらOK

7:火を止めて、蓋をしたまま、10分ほど蒸らす

8:しゃもじでかき混ぜる

 

 

これで玄米の毒も抜けて、さらに糖質も減らす理想的な玄米が炊けるそうです。

 

何度かやってみて好みの玄米ができる目安を見つけるといいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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