失敗しない酸熱系トリートメントの豆知識 | シャンプーソムリエ関川忍のBlog

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シャンプーソムリエ創始者という立場で、ヘアケアを中心に美容に関する様々な情報を記事で書いています。
ヘアケアを突き詰めると栄養学にも発展し、現在はオーソモレキュラー療法を基本とした栄養学方面からのスキンケアやヘアケア、ダイエット情報も面白いと思います。

シャンプーソムリエ こと関川忍です。

僕のブログを覗いていただきありがとうございます。

あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて記事を書かせていただいております。

 

先日は第2回目の美容メーカー3社の合同企画

「H.A.T(ハイドロゲンアシッドトリートメント)セミナー」を名古屋で開催させていただきました。

 

 

このトリートメントシステムはSSA主宰の有本さんが考案した従来の酸熱トリートメントシステムをさらに進化させたトリートメントシステムになります。

 

酸熱系は今徐々に美容業界に流行ってきた次世代のトリートメントシステムで、僕個人的にも今までのシステムトリートメント(足りないものを補ってコーティングして髪質を変える)ものとは持続性や、効果が別次元のものと感じています。

 

また、数回繰り返すごとに髪質が良くなっていく。

そんなお客様に喜ばれるトリートメントシステムです。

従来のトリートメントは

「やらないよりはやったほうがいいかな〜」

っていう程度に感じられているトリートメントシステムになってきていませんでしたか?

しかし、酸熱トリートメントシステムは、明らかに繰り返すごとに毛髪の強度や質感がUPしていくので、これからのサロンメニューでは人気メニューになってくるかと思います。

その酸熱系で美容業界専門誌で度々情報を提供しているのが有本さんを中心にしたSSAメンバー。
そして、記事の監修や自ら原稿提供をされている(株)イングラボの中谷教授。

この二人が考える次世代の酸熱トリートメントシステムの一つがH.A.T(ハイドロゲンアシッドトリートメント)です。
酸熱系で主役を務めるのが「レブリン酸」「グリオキシル酸」。

 

この2種以外にはありません。

 

これらのメリット、デメリットをSSA的現場視点とケミカルの視点で研究し尽くした現在最も正しく、新しい考え方の情報を得えようと沢山の美容師さんが集まられました。


 

 

大きな会場も席を増設するほど沢山の美容師さんにご参加いただきました。

冒頭の写真は完成したモデルさんの髪質の状態をみんなで確認している状況です。

 

そして、酸熱系の大きな特徴を中谷教授が非常にわかりやすく解説もして下さいました。

それが下の図でなんとなくわかるかと思います。

 

かなり内容を箸折ってますがその説明をつまんで書いてみました。

 

縮毛矯正と酸熱系の大きな違いはこういうことです。

 

先ず、縮毛矯正は還元剤によってキューティクル間やコルテックス間のS-S結合を切断し、形を整えそれらを再整列させます。

曲がったキューティクルも偏ったコルテックスも真っ直ぐに配列が変えられ固定されるので、その後の戻りがなく長期的にまっすぐです。



かたや酸熱系はS-Sをいじれません。

いじるのはキューティクル間の水素結合だけです。

 

矯正とはこの時点で全く違います。

 

そのため、多少はキューティクルがまっすぐになるとしても、コルテックスの配列は変わらないので曲がりの力に必ず負けるので、くせが残ります。

 

そして、これが成功です。

 

なぜなら、酸熱系はバージン毛の様な撥水性のキューティクルを疑似再生させるトリートメントメニューだからです。

 

まあ、ここに還元力のある薬剤を混ぜれば多少くせが緩みやすくなりますが、そこは各社メーカーの考えにより酸熱系の捉え方は違ってきます。

 

癖は多少落ち着きます(たまに伸びます)

癖が緩みます

癖が伸びます

・・・って大体この3つのどれかを言われています。

 

僕的には酸熱系のトリートメントは従来のシステムトリートメントよりも毛髪の疑似修復効果が高く、持続性がありくせ毛の方がやると髪がまとまりやすくなったり、ダメージ毛の方がやると毛先が暴れなくなり、まとまる髪質になるトリートメント。

 

そのように捉えています。

 

ですので、まっすぐしたければ縮毛矯正。

ダメージが気になれば、酸熱系を定期的に行う。

 

また、縮毛矯正メニューのメンテナンスメニューで行うのが落ち着きどころかな〜?

って、思います。

 

だって、S-S結合はいじれないのですからね〜。

 

まっすぐにしようとする酸熱系もあるようですが、結果的に物理的ダメージを受けた被害者が増えているとも聞きます。

これが売りのメーカーはその可能性を考えるのは仕方がないと思いますけどね〜。

 

ただしそうは言っても今の段階では全ての髪質やダメージレベルには無理があるかも知れません。

 

壊れたら切るしかない大切な髪の品質を維持しながら、どうヘアスタイルを楽しんでもらうか?

それを考えて適切な薬剤選定やメニューを考えるのがプロの美容師の腕の見せ所ですね!

 

何が正しいかは、正確にその物の特性を理解することです。

 

3社合同で開催しているH.A.Tはそのような情報もお伝えしながら、次世代の酸熱系トリートメントシステムをご提案させていただいております。

 

次回は来週6月19日に20:00〜福岡で、6月22日は同じく20:00〜札幌で開催です。

お近くでお時間ある方、最新の酸熱系トリートメントを知りたい方は是非ご参加ください。

 

お申し込みはFacebookのイベントページから!

 

H.A.Tセミナー福岡

H.A.Tセミナー札幌

 

イベントページが見れない方はメッセンジャーで参加希望会場(福岡or札幌)と書いて僕までご連絡ください!

 

 

 

 

 

 

 

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