シャンプーソムリエ こと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて記事を書かせていただいております。
昨日から始まった第八回化粧品産業技術展に行ってきました。
展示会の入り口の休憩場で
この化粧品産業技術展は、日本化粧品原料協会連合会の主催がスタートした2011年開催から数え4回目になります。
そして、日本の化粧品産業が一歩先の素材や技術を世界に向けて発信する場でもあるので、新しい化粧品原料にいち早く出会える機会であります。
今回は約10ヶ所のブースに目をつけて効率良く回ることがテーマでもありました。
先日行ったビューティーワールドジャパンと大きく違うのは、化粧品の特性を左右する原料が主ということで、完成した製品の展示会ではないので、少しマニアックな話があちこちから聞こえてきます。
僕的にはどちらかというとこっちの方が楽しいです。
ただ、撮影が基本禁止のため、その模様がこのブログでは伝えきれないところもありますが、中には撮影OKと言ってくれるブースもありました。
撮影OKをいただいた写真の一部です
写真は展示パネルですが、実際にこういった原料が所狭しと陳列され、店頭に並ぶ説明担当の方々が熱心に来場者の質問に答えていました。
この原料は元はこういう形状なんだとか、そう言った生の原料や、プロトタイプの原料などもあり手につけてみたり、匂いを嗅いでみたりと理科の実験のノリです。
そうこうして、何ヶ所か回っていくうちに、キュベシノブシリーズの2品のイメージが出来ました。
キュベシノブシャンプーは毛髪ダメージケアに対してよりも、肌に対しての刺激や安全性を最優先して商品開発をしていますが、その製品開発ガイドラインもクリアーして、今のキュベシリーズには無いシャンプーが作れそうです。
毛根内部に分泌され、頭皮表面で酸化すると過酸化脂質になるトリグリセリドも綺麗に洗浄し、つつ肌に対しての刺激が少ない少し高価な界面活性剤(現在キュベシノブにも使っています)のサポート役として開発された新規原料もありました。
この新規原料をキュベシノブにも採用している界面活性剤に混ぜることで、水洗時の髪のきしみを大幅に軽減する安全性の高い原料です。
つまり、洗浄力と低刺激、そして質感のバランスが向上しそうな原料です。
また、キュベシノブトリートメント(アウトバスタイプ)にももう一つタイプが違う製品を作るか、リニューアルをかけるか考えているのですが、その時に使えそうなめっちゃくちゃ面白い毛髪修復成分にも出会うことが出来ました。
毛髪に毎日つけても重くならない、なおかつ修復効果があるので、質感やツヤ感がかなりいいです。
こういった展示会に行くと様々な原料に出会えるのですが、ブランドコンセプトがあるので、お目当ての原料にも短時間で巡り会えます。
来年の楽しみがまた出来たので、2018年も楽しく過ごせそうです。
これから各原料のサンプルに触れながら色々とイメージを膨らませて、キュベシノブファンの期待を裏切らない商品を作りたいと思います。
そして、原料メーカーさんと話をするとやっぱり、シャンプーソムリエアカデミーRound-1で伝えている原料に対する風評が間違っていることがよ〜く分かります。
そんな話をして「ですよね〜!!」なんて、意気投合しながら化粧品の裏側話でも盛り上がりました。
あとは、工場を持たれている方とも仲良くなり、シャンプーソムリエアカデミーの話をしたら工場見学OKとのことでしたので、今度全国のシャンプーソムリエメンバーに声をかけて工場見学ツアーも企画できたらいいな〜なんても思いました。
製品が作られている現場を見ると色々な気づきがありますからね〜。
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